本日はテレワーク(リモートワーク)のメリット5選とデメリット5選 というテーマで話します。
コロナウイルスで緊急事態宣言が出てステイホーム、おうち時間といった自粛を求められている状態です。(うちで踊ろう)
仕事ではテレワークが話題になっていて、大企業を初め、どんどんテレワークを導入している会社が増えてきています。
ですがテレワークは良い事ばかりではないということをこの記事では伝えます。
絶対に知識となり為になりますので、最後まで見ていただければと思います。
こちらの記事は動画でも視聴できます。
ラジオ代わりや作業用BGMとして利用しても構いません。
目次
テレワークとは
テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
テレワークは働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、モバイルワーク、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務など)の3つ分けられます。
一般社団法人日本テレワーク協会というところではこう定義されていました。
テレワークによるデメリット
作業環境が整ってない
会社のオフィスだと基本的に全ての物が揃っていますよね。
ですがテレワークだとそれは難しく部分的にしか環境は整いません。
例えば、
会社ではデュアルディスプレイ(二つのモニター)で作業がしやすいが、テレワークだとノートパソコンや画面が一つで作業しないといけなかったり、プリンターやコピー機その他諸々が揃ってなかったりします。
インターネット回線が通っていない家では、モバイルルーターで代用して仕事することになったりもします。モバイルルーターだと通信速度も遅いし作業効率がかなり落ち、ストレスも溜まるのでモチベーションの低下にもつながります。
情報漏洩の可能性が高まる
もしかしたら最大のデメリットかもしれません。
テレワークは遠隔で仕事をするわけです。
業務を行う場所は主に自宅やカフェやレンタルスペースになります。
オフィスではない場所で仕事をする以上、情報漏洩の可能性は一気に高まります。
カフェや電車で隣の席の人がノートパソコンを開いて作業をしているとき、普通に内容が丸見えですよね。あれって会社からすればマジでやばいんですよ。
会社の従業員のセキュリティレベルが低いと悲惨なことになりかねないので、テレワークを導入する際に最も意識するべき必要があります。
サボってしまう
テレワークにすると人の目につかない職場が出来上がってしまいます。
うるさい上司から監視され指摘されることが少なくなるのです。
そうなると、少しくらいサボってもバレないだろう、という心理が働いてしまいます。
自己管理能力が低い社員の場合は、ここでサボる選択を取るかもしれません。
当たり前ですが、サボるというのは生産性の低下に繋がり、組織的にも上手く回らなくなります。給料泥棒まじでダメです。
対策としては、遠隔でも作業状況がわかるツールを導入したり、時間管理を徹底したりする必要があります。
会社によっては自然とノルマもきつくなったりします。
長時間労働してしまう
実はテレワークは人によっては長時間労働になりやすくなることがあります。
考えられている要因としては、こういったものが挙げられます。
「仕事とプライベートの曖昧さで集中できずにダラダラと仕事をする」
「成果で評価される為、必要以上に頑張ってしまう」
「コミュニケーションが取りにくい為、作業効率が落ちる」
長時間労働というのは病気発症のリスクアップや生産性の低下や人件費コストアップなど悪いことがたくさんあります。
できる限り労働基準に合った働き方の仕組みを作っていく必要があります。
社員の管理がしにくくなる
マネジメントに必要なスキルというのは5つあります。
・目標設定力
・組織化力
・コミュニケーション力
・評価測定力
・問題解決力
これらのスキルは会社や組織の一体感を基に発揮されることが多く
「目に見えない場所」で仕事をしているので社員に一体感を持たせるのに苦労します。
この一体感を持たせるにはリアルタイムでのコミュニケーションツールを導入する必要があります。
一緒にオフィスで仕事をしているような環境を作らなければいけないということです。
テレワークによるメリット
社員の化けの皮が剝がれる
※少しデメリットでもあるかと思いますが、個人的にはメリットだと思いました。
サボっている社員、時代遅れの社員、ITスキルが無い社員は目に見えてわかります。
ちょっとしたPCの操作ができない、エクセルもワードもパワポも使えない、中にはタイピングすらできない人だっています。
テレワークが導入されると今まで以上に成果主義になるので、会社に必要な人間と必要でない人間を明確に差別化できます。
その必要でないと判断された人が、成果が出せなかったり、改善できない、またはその見込みがない、要するに会社にとって役に立たない場合は、リストラという名の無駄なコストカットをすることができます。
これは会社が悪いのではなく、時代についていけていないのが悪いのです。
起業イメージの向上
働き方改革を進める企業は、一般的にイメージアップする傾向にあります。
テレワークは立派な働き方改革ですので、イメージ向上することは間違いないでしょう。
ホワイト起業アワードという日本次世代企業普及機構が主催するイベントでも、テレワーク部門が設けられております。
ワークライフバランスが重視される採用時のブランディングとしてもテレワークは有効に働くと思います。
経費削減
テレワーク導入時には環境を整えるのにコストがかかりますが、整ってさえしまえばどこでも仕事をすることが可能です。
これにより交通費や出張費などは削減可能です。テレワーク導入後には出張する必要がなかった仕事なども見えてきます。今後は出張が減ってくると思います。
上手く行けばオフィススペースの削減など様々なコスト削減ができるでしょう。
災害時などのリスク分散
地震や火事など大規模災害が発生して、会社が壊滅的な被害を受けたとしても、テレワーク状態であれば被害を少なく抑えることができます。
コロナウイルスでなくてもインフルエンザなど感染症への対応策にも効果的です。
社員満足度の向上
時間や場所にとらわれない柔軟な働き方ができるテレワークは、社員にとってワークライフバランスを整えるができます。
ワークライフバランスを整えることは満足度の向上に繋がり、社員の離職率を低下させることができるでしょう。
株式会社ガイアックスという企業ではテレワーク導入前と後で離職率が38%→8%になったようです。