近所のスーパーの特売で「たけのこの里を10箱」買ってしまった、まっすんです。
本日は とあるラーメン屋から学ぶ店を繁盛させる戦略 という話をしたいと思います。
こちらの記事は動画でも視聴できます。
ラジオ代わりや作業用BGMとして利用しても構いません。
大黒ラーメン
まずは本日のお題のラーメン屋を紹介したいと思います。
京都にある大黒ラーメンというお店です。
ラーメンはスープがあっさりとしていて、
ストレートな細麺、もやしとネギとチャーシューがはいってます。
めっちゃ美味しいとは言いませんが、普通に食べれる飽きない美味しさです。
地元の常連さんなどでいつも賑わっています。相席するくらいに(笑)
大黒ラーメンから学ぶ戦略
このお店の特徴はまず一つ目にラーメンの値段にあります。
大黒ラーメンのラーメンは並で530円で、最近のラーメンって一杯1000円前後とかザラにありますから、これはラーメン業界としては破格の安い値段設定です。
そのうえ先ほども言いましたが、普通に食べれる飽きない美味しさです。
さらにこの店では100円のラーメン割引券が来店ごとにもらえます。
有効期限は1~2か月くらいです。
ここが大黒ラーメンの一番の特徴なんですが、
この割引券使ってもまた貰えるのです。
これは初回の来店は530円のラーメン(これでも十分安い)ですが、2回目以降は無限に430円で食べれるということです。
やばくないですか?(笑)
そして私は思ったんです。この戦略って
今はやりのサブスクやオンラインサロンに近くないか と
しかもそれで成功している。
それではどういうことか説明したいと思います。
サブスクリプションやオンラインサロンに近い?
まずサブスクリプション(一定期間の利用権として料金を支払う方式)やオンラインサロンで大事なことは料金に見合った質やサービスです。
もちろん払ってる金額に見合っていなければお客様は離れていくし、加入すらしないでしょう。
要はこういうことです。
大黒ラーメンの割引券 = 一定期間(有効期限付き)の割引利用券
大黒ラーメンのラーメン = コストに見合った普通に食べれる飽きない美味しさ
そして大黒ラーメンの凄いところはコスト以上の満足感にあると思います。
コスト以上の満足感というのは間違いなくリピートに繋がるんですよ。
そして大黒ラーメンの割引券はリピート戦略としてもMAXに力を発揮しています。
コスト以上満足感の時代が来ている
飲食業界で例えるなら、今や知識や技術は共有されていて、調べれば誰でも簡単にわかり、どの店でもそこそこ美味しいんです。
そして人それぞれ味にも好みがあります。そのうえ使えるお金も限られているので、自分の好きなものにしかお金を使わない時代が来ているんです。
この時代で生き残る為には、周り(他の店)と同じように金額と同じ美味しさやサービスを提供するのは当たり前で、さらに差別化や魅力を出そうとするにはそれ以上に満足感やメリットを与えなければならないということです。
要は今まで通りの頑張り方や考え方ではダメで、進化しろということです。
最後に
めちゃめちゃわかりやすく簡単に説明したつもりですが伝わりましたでしょうか。
まぁ安くて美味いって最強ってことです(笑)